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Gスポーツ2014年新春号掲載『高崎健康福祉大学高崎高校 桑原 萌 ゴルフ

2014/04/17

高崎健康福祉大学高崎高校1年生(*取材時、現在は2年生)
桑原 萌

プロになることで夢が叶うわけではありません。
私が小さいころから憧れていたものを
叶えるためのスタート地点がプロなのだと思っています!
――本格的にゴルフを始めたのはいつ頃ですか。
桑原萌/小学6年です。それまでは父にゴルフ練習場に連れて行ってもらっても、ただ適当に打っているだけでした。それが小学6年になると『打つのがすごく楽しい』と感じられるようになりました。そこからはゴルフ一筋で頑張ってきました。
――中学ではどんな部活動に入っていたのですか。
桑原萌/帰宅部です(笑)。ゴルフ部がなかったので真っ直ぐ帰宅してゴルフの練習をしていました。
――桑原選手は身長が高いですね。
桑原萌/162㎝です。もっと高くなりたいのですが、止まりかけているようです(笑)。ゴルファーは身長が高い方が有利なんです。飛距離も出ますし、いいこと尽くめです。私の場合、平均よりちょっと高いだけなので身長の恩恵はないですね。
――ゴルファーとしての強みを教えてください。
桑原萌/気持ちを切り替えてプレーできるところだと思います。ボギーとか打って「しまった!」と思っても引きずることはありません。平常心で次のプレーに望めます。
――技術や身体面ではいかがですか。
桑原萌/技術的にはアイアンが得意です。身体の長所は自分ではあまり感じていないのですが「アイアンを打つ時の腰の切り替えしが速くて良い」と褒められます。
――ゴルファーにとって腰の切り替えしは重要ですよね。フォームはすでに自分のものになっていますか。
桑原萌/はい。一応、自分のものになっているのですが、さすがに連戦となるとフォームが崩れる時もあります。まだまだ体力不足ですね。
――高校生ですと1大会に3日間、それが2週間、3週間の連戦になると確かに大変ですね。
桑原萌/歩いて回るので足に来ます。最終日になるとスイングがぶれることもあります。体力強化のために走るトレーニングを多く取り入れたいのですが、ゴルファーにとって(走るのは)必ずしも良いことばかりではないので、バランスを考えてトレーニングをしています。
――その他、課題を持って取り組んでいるトレーニングはありますか。
桑原萌/アイアンのショットは上手くいくのですが、ドライバーが2日目、3日目になるとどうしても崩れてしまいます。ですので、ウッド系やドライバーの強化に取り組んでいます。
――強化とは『同じフォームで打てるようにする』ことですか。
桑原萌/はい、練習を重ねて、疲れても同じフォームで打てるように鍛えています。長いので、ちょっと意識してしまうんですよね。
――ところでパターはいかがですか。
桑原萌/「好きか嫌いか?」と聞かれれば、今は嫌いです(笑)。苦手にしていますね。上手くなりたいですが、まずはドライバーをしっかり打てるようにするのが先決だと思っています。
――高校に進学して最初のシーズンです。思い通りの成績は残せましたか。
桑原萌/目標としていた日本ジュニアに出場することができました。全て満足とはいきませんが、良いシーズンを過ごせていると思います。来シーズンは日本ジュニアに出場するだけでなく上位の成績を残すのが目標です。そのためにも、今後の生活やトレーニングが大切だと思っていますので、気を引き締めて頑張っていこうと思います。
――その先の目標は?
桑原萌/まとまりのあるゴルフができるようになりたいです。先日の大会の予選ではショットとパターがうまくかみ合って現時点での思い通りのゴルフでアンダーを出すことができました。そういうゴルフを大きな大会でもコンスタントに続けることができれば『夢』が開けてくると思います。
――感触を掴んだわけですね。
桑原萌/はい。中学3年の時は、絶好調で臨んだ関東ジュニアで、信じられないほどひどいスコアを出してしまいました。今年出場した日本ジュニアでは、今まで『上の存在』と意識していた選手と一緒にプレーしたことで多くのものを学びました。その経験と自信が(先日の大会の予選の)『思い通りのゴルフ』につながったのだと思います。
――将来の夢を教えてください。
桑原萌/もっと練習して上手くなって、プロテストを受けた時に1位通過でプロになれるように頑張ります。プロになるのは当面の目標ですが、そこで夢が叶ったわけではありません。私が小さいころから憧れていたものを叶えるためのスタート地点がプロなのだと思っています。
――現在は『夢を叶えてくれる憧れのステージに立つ準備』をしているわけですね。
桑原萌/「毎日の一つ一つのスイングが憧れのステージにつながる」と意識して練習しています。プロになっても大きな大会で優勝できる選手になりたいですね。そして2020年東京オリンピックには必ず出場したいです! 実はとても不思議な縁を感じているのです。東京オリンピックのゴルフ競技の開催地である埼玉県川越市・霞ヶ関カンツリー倶楽部は、私が今年『日本ジュニアデビュー』を果たしたコースなんです。「あのコースでオリンピックが行われるの!」「そんな素晴らしいコースで私は自信をもってプレーできた!」と思うとトレーニングにもより身が入ります。
――東京オリンピックに『ときめき』を感じているのですね。
桑原萌/はい。東京オリンピックへの『ときめき』が私の頑張れる力になっています。
(2013年9月11日取材)

<Profile>
高崎健康福祉大学高崎高校
桑原 萌 (くわばら もえ)
競技種目:ゴルフ 
出身校・在籍校:前橋第一中学→高崎健康福祉大学高崎高校1年生
身長:162cm
大会での主な成績:日本ジュニア出場
最も印象に残る試合・大会:日本ジュニア
憧れ・目標とする人:両親、ゴルファーでは宮里藍さん

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